自動車の生産現場のニーズに応えて改良を重ねた部品供給装置です。
ボルトやナット等を必要な数だけ作業者に供給する装置です。
磁石を埋め込んだ回転プレートにより、ワーク同士のカラミをほぐしながら1個ずつ確実にカウントし、指定数をシュートへ供給します。
今まで難しかったM8~M14位のボルトにも対応します。
樹脂製のファスナー等の部品を必要な時に必要な数だけ作業者に自動で供給する装置です。回転プレートによりファスナーを優しく保護しながら1個ずつ確実にカウントし、指定数をシュートへ供給します。部品の供給数量を任意に変更することが可能です。
自動車等の生産ラインにおいて、流れてくる車種に応じて、ボルトやナットを必要な数だけ自動的に作業者に供給する装置です。従来手作業で行われていた作業の効率化を図り、ボルトの締め忘れを防止します。
これらの製品には、日産自動車様が所有する知的財産を使用しています。
「川崎モデル」で知られる川崎市知的財産交流事業を通じて「部品定数供給装置」(特願2013-132176)及び「部品供給装置及び部品供給装置の制御方法」(PCT-JP206-082352)の特許ライセンスを受けました。
また、自動生産装置の開発で培った当社の技術力を活かして、独自の工夫と改良を重ねています。例えば、センサーの工夫により安定した数量のカウントを実現したこと、攪拌機構の改善による空回りやからみを防止したこと、 部品点数の削減による小型軽量化と低コスト化を実現したことなどが挙げられます。新たに生まれた発明は特許出願済みです。
「パーツカウンター」と「樹脂ファスナーカウンター」は、日産自動車様を始めとする主要自動車メーカー様・関連部品メーカー様の工場で多数ご利用いただいており、販売実績は2,000台(2023年12月末時点)を超えています。 現場の作業者の方々からご好評をいただいており、某自動車メーカーが実施した試験では、生産効率が19%向上(条件による)したそうです。締め忘れなどのヒューマンエラーを防ぎ、品質向上にも役立つことから、日本を代表する高級ブランド車の生産工場にも採用されています。
これらの製品は2018年にCEマーク等の認証を取得済みであり、現在では北米、ヨーロッパ、中国、韓国等の国々の自動車工場にも輸出され、世界中で現場の作業を支えています。
ユーザー登録すると、各種カウンターの取扱説明書を閲覧できます。